海運大手、紅海での運航再開へ 安全な航行を確保する多国間の取り組み受け

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スエズ運河を南に抜けようとするマースクのコンテナ船/Stringer/Bloomberg/Getty Images

スエズ運河を南に抜けようとするマースクのコンテナ船/Stringer/Bloomberg/Getty Images

(CNN) デンマーク海運大手APモラー・マースクは24日、イランが支援するイエメンの反政府武装組織フーシによる船舶への攻撃を受けて、停止していた紅海での運航を再開すると発表した。

マースクは、紅海やアデン湾での運航を再開すると発表した。マースクの発表前には、同海域での商船の安全確保へ向けて、米国が主導する新たな多国間の取り組みが始まっていた。

マースクは声明で、「繁栄の守護者作戦」と名付けられた多国間による取り組みによって、輸送船が同海域を再び通過できるようになると指摘。こうした取り組みについて、業界全体や世界貿易にとって最も歓迎すべき朗報と述べた。

この作戦には、英国やバーレーン、カナダ、フランス、イタリア、オランダ、ノルウェー、セーシェル、スペインなども参加する。

英石油BPなど世界の大手企業の一部は最近、フーシによる船舶への攻撃を受けて、海運の要衝であるスエズ運河を避け、紅海での運航を一時停止すると発表していた。

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