ウクライナ軍、ロシアの戦車揚陸艦を破壊と発表

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ロシア海軍の「ノボチェルカッスク」=2019年7月、クリミア半島セバストポリ/Ulf Mauder/picture alliance/Getty Images

ロシア海軍の「ノボチェルカッスク」=2019年7月、クリミア半島セバストポリ/Ulf Mauder/picture alliance/Getty Images

(CNN) ウクライナ軍は26日、ロシアが占領する南部クリミア半島への空爆で、ロシア海軍の戦車揚陸艦を破壊したと発表した。

事実なら、ロシア軍は1週間足らずで3件目の大きな損失をこうむったことになる。

ウクライナ空軍のオレシュチュク司令官はSNS「テレグラム」への投稿で、クリミア半島フェオドシアの港に停泊していた艦船「ノボチェルカッスク」を破壊したと述べ、作戦に参加した兵士らに感謝の意を表した。イラン製ドローン(無人機)「シャヒド」が搭載されていたという。

CNNは発表の真偽を独自に確認できていないが、SNSに投稿された動画には、フェオドシア港で起きた大規模な爆発の場面が映っている。

ロシアが創設した「クリミア共和国」のアクショーノフ首長は声明で、フェオドシアが敵からの攻撃を受けたことを認め、すでに爆発を食い止めて延焼を防いだと発表した。

アクショーノフ氏はテレグラムに、この攻撃で1人が死亡し、2人が負傷したと書き込んだが、ノボチェルカッスクの被害には言及しなかった。

米軍のデータによると、ノボチェルカッスクは全長112.5メートル、重量3450トンで、定員は乗組員約87人と兵士237人。空爆当時に何人乗っていたかは明らかでない。

ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、同国軍がロシア空軍の最新鋭とされる戦闘爆撃機3機を撃ち落としたと発表。24日にはウクライナ空軍が、東部ドネツク州と黒海の上空でロシア戦闘機各1機を撃墜したと述べていた。

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