観光客押し寄せるフィレンツェは「売春婦」 美術館長の発言が非難の的に イタリア
14年、イタリアのダリオ・フランチェスキーニ文化相(当時)は、全ての美術館の館長職を外国人に開放した。これに対してジョルジャ・メローニ首相は、契約が切れた時点で是正すると表明している。
フィレンツェのダリオ・ナルデッラ市長は29日の議会演説で、フィレンツェは尊敬に値すると述べ、観光は数千人の雇用を生み出していると強調した。
ホルバーグ館長は発言を撤回し、自分はフィレンツェを愛していると強調。市や市民に不快な思いをさせる意図はなく、ただフィレンツェがベネチアなどのように、観光に「押しつぶされつつある」と言いたかったと釈明している。