ガザ南部ラファのテント村が急拡大 マクサーの衛星画像
(CNN) パレスチナ自治区ガザ南部のラファで、推定100万人以上の避難民が暮らすテント村が急拡大している。衛星画像大手の米マクサー・テクノロジーがその変化をとらえた。
マクサーの画像には、昨年12月10日から今月3日の間に、ほぼ空き地だった場所がテントでいっぱいになった様子が写っている。
現地の支援団体は、イスラエル軍がガザ地区をさらに南下し、ラファへの作戦を強化する事態を懸念している。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ガザ地区の人口約220万人の半数以上が現在、ラファ地区に避難している。
OCHAは5日、ラファでは周辺の戦闘激化を受け、食料や水、住居、医薬品の極端な不足に直面する避難民の流入が続いていると訴えた。
人工衛星画像に写ったラファのテント村/Maxar