ウクライナ軍、南部ザポリージャでロシア軍を撃退と発表
(CNN) ウクライナ軍は20日、南部ザポリージャ州で19日夜から同日朝にかけ、ロシア軍の攻撃を受けたが撃退したと発表した。
軍参謀本部の発表によると、同州マリノフカとロボティネ付近で11件の攻撃を退けた。
軍の作戦司令部は20日、SNS「テレグラム」に「厳しい夜だったが、すべての攻撃を退けた。ロシア軍部隊を壊滅させ、事態は沈静化した」と投稿した。
またウクライナ空軍は20日、各地で一晩に対空誘導ミサイルや、攻撃型ドローン(無人機)23機による攻撃を受けたと発表した。
北東部ハルキウ、中部のポルタバ、キロボフラードとドニプロペトロウスク、南部ヘルソン、ミコライウとザポリージャの各州で、すべてのドローンを撃墜したという。
ウクライナ軍は19日にも、ザポリージャ州でロシア軍の新たな攻撃を阻止し、敵の攻撃要員は装備を破壊されて逃走していると主張した。ロシア軍部隊がウクライナ側の陣地を繰り返し襲撃しようと試みたが、失敗に終わったとも述べていた。