EU、ロシアのドローン企業に制裁 侵攻2年に合わせ第13弾

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EUのフォンデアライエン欧州委員長/Sean Gallup/Getty Images

EUのフォンデアライエン欧州委員長/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) 欧州連合(EU)の加盟国は21日、ロシア軍がウクライナへの攻撃で使用しているドローン(無人機)の生産に関与している企業などを対象とする、第13弾となる制裁案で合意した。

ロシアがウクライナに侵攻して2年を迎える24日までに正式承認される見通し。

今回の制裁は、戦争で荒廃したウクライナが正念場を迎えている中でのものとなる。東部の要衝アウジーイウカが陥落するなど、このところウクライナ軍の苦戦に対して懸念が高まっている。

EUのある外交官はCNNに、約200の個人・企業が制裁リストに加えられ、これまでで最大規模となると明らかにした。

この外交官によると、ロシア軍事複合体に届けられ、最終的にはウクライナの戦場で使用されることになるドローン部品の調達ネットワークを制裁対象とする。ロシア国内および第三国に拠点を置く企業が含まれる。

EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は今回の制裁を歓迎し、EUは「制裁の回避や防衛・軍事セクターに関与している企業に対してさらなる措置を講じる」と述べた。

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