ロシアの無人機攻撃で母子ら7人死亡 ウクライナ南部

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ウクライナ南部オデーサのアパートがロシア軍のドローン(無人機)攻撃を受け、死者が出た/Oleksandr Gimanov/AFP/Getty Images

ウクライナ南部オデーサのアパートがロシア軍のドローン(無人機)攻撃を受け、死者が出た/Oleksandr Gimanov/AFP/Getty Images

キーウ(CNN) ウクライナ南部オデーサ州の州都オデーサで2日朝までに、アパートがロシア軍のドローン(無人機)攻撃を受け、乳児とその母親を含む7人が死亡した。

母子の親族がCNNに語ったところによると、母親はアパート3階の寝室にいた。夫と娘は無事だったという。

市当局はSNS「テレグラム」を通し、1階のがれきの下から2歳の男児の遺体が見つかったと述べた。

オデーサ州のキペル知事はテレビ局とのインタビューで、男児は翌日が3歳の誕生日だったと述べた。

キペル氏はこれに先立ち、当局が子ども4人を含む12人を捜索中と話していた。

ウクライナのコスチン検事総長は、アパートの近くに軍事施設はないと指摘。民間人を意図的に狙った攻撃だと非難した。

オデーサ市当局は3日を服喪の日と定めた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、アパートの18戸が破壊されたと述べ、同国の防空能力をさらに強化する必要性が示されたと主張。防空システムと防空ミサイルの増強が命を救うと強調した。

ゼレンスキー氏は先日、CNNとのインタビューで、米国からの追加軍事支援がなければ国内で数百万人が死亡するとの危機感を表明していた。

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