イスラエル軍の発砲でパレスチナ人2人死亡、3人負傷 「道路に火炎瓶投げた」
(CNN) パレスチナ自治政府の保健省は12日、エルサレム北郊のアルジブ検問所でパレスチナ人2人がイスラエル軍に撃たれて死亡し、3人が負傷したと発表した。
イスラエル軍は発砲の理由について、パレスチナ人のグループが隔離フェンス越しに、東エルサレムと自治区ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地ギバトゼエブを結ぶ幹線道路に向かって火炎瓶を投げ、住民や通行人の命を危険にさらしたためと説明した。
イスラエル軍はその後、グループを拘束して手当てのために搬送したと述べた。イスラエル側に死傷者は出なかったという。
パレスチナ保健省によると、搬送先は西岸地区ラマラの医療機関。死亡したのは23歳と16歳の2人だった。