ガザへの支援物資空中投下、ドイツも実施へ
(CNN) ドイツのピストリウス国防相は13日、ドイツ空軍に対し、パレスチナ自治区ガザ地区での支援物資の空中投下の実行を承認したと明らかにした。
ピストリウス氏は声明で、「ガザの人々には最も基本的な必需品が不足している」と述べた。
ピストリウス氏は「我々は、ガザの人々が食料と医薬品を確実に入手できるよう我々の役割を果たしたい」と述べた。ドイツ空軍が2機の輸送機を提供し、1機あたり最大18トンの貨物を運ぶことができるという。
国防省によれば、ドイツによる空中からの支援物資の投下は、早ければ今週末にも始まる見通し。
空中からの支援物資の投下は大抵、陸路の検問所での厳格で長時間にわたる検査を回避することができるが、支援機関からは利点よりも欠点の方がはるかに大きいとの指摘も出ている。空中投下は陸路での搬送よりも費用が掛かるほか、搬送できる分量も限られており、最終的に混乱を引き起こす可能性もある。