ラファ侵攻阻止へ、イスラエルに圧力を ヨルダン外相
(CNN) ヨルダンのサファディ外相は22日、X(旧ツイッター)への投稿で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区最南部ラファへの地上侵攻を防ぐため、イスラエルに圧力をかけるよう各国に呼び掛けた。
サファディ氏は「イスラエルがラファを攻撃するのを阻止するために、全員が圧力をかけなくてはならない。そうした攻撃は新たな虐殺となるだろう」と述べた。
サファディ氏は「イスラエル政府内の過激派がヨルダン川西岸地区の爆発を後押ししている」と言い添えた。
イスラエルのネタニヤフ首相は先に、ラファに地上侵攻する日付は決定されていると述べ、イスラム組織ハマスに対する完璧な勝利のためにはラファ侵攻が必要だとの認識を示していた。
ラファには、北部での戦闘から逃れてきたパレスチナ人が推計で約150万人いるとみられている。