ヨルダン国王、ガザ情勢めぐり「持続的な停戦」呼び掛け

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12日、ホワイトハウスでバイデン米大統領との会談後、記者会見を行うヨルダンのアブドラ国王(左)/Kevin Lamarque/Reuters

12日、ホワイトハウスでバイデン米大統領との会談後、記者会見を行うヨルダンのアブドラ国王(左)/Kevin Lamarque/Reuters

(CNN) 訪米中のヨルダンのアブドラ国王は12日、パレスチナ自治区ガザ地区での「持続的な」停戦を呼び掛けた。ガザ情勢をめぐり、重要な課題では、バイデン米大統領と足並みをそろえることはしなかった。アブドラ国王は昨年10月にガザでの戦闘が始まって以降でホワイトハウスを訪問した初の中東の指導者。

アブドラ国王は、現在続いている戦闘を終結させるために、ガザでの「持続的な停戦」を呼び掛けた。アブドラ国王は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が引き続き資金を受け取れることが必要だと述べた。UNRWAをめぐっては、イスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃に職員の一部が関与したとの疑惑が浮上し、米国などが資金拠出を停止している。

バイデン大統領は、永続的な停戦の呼び掛けまでには踏み込まなかった。

アブドラ国王は、イスラエルがここ数日示唆しているガザ地区南部のラファでの地上作戦について、破滅的な状況を引き起こすと語った。

アブドラ国王は「我々はこの状況を傍観し続けることはできない。今こそ、持続的な停戦が必要だ。この戦争は終わらせなければならない」と述べた。

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