ロシア軍が大型店に攻撃、死者18人に ウクライナ北東部
(CNN) ウクライナ北東部ハルキウ州の当局者らは、州都ハルキウにある大型ホームセンターへのロシア軍の攻撃による死者が18人になったと明らかにした。ウクライナに対するここ数週間の攻撃で最多の死者数となった。
犠牲者には12歳の少女も含まれる。ハルキウ州のシネフボウ知事は27日、攻撃を受けて5人の行方不明者、48人の負傷者がそれぞれ出ていると発表した。ロシアが25日に大型ホームセンターを攻撃した際、約200人が店内にいたという。
ハルキウ市はウクライナ第2の都市で、ロシアとの国境近くに位置する。同市にはこの数週間、ロシア軍が相次いで攻撃を仕掛けていた。
防犯カメラの映像には、攻撃の瞬間にホームセンターの建物が衝撃で揺れ、現場全体があっという間に分厚い煙と炎に包まれる様子が映っている。
警察や目撃者は、少なくとも2度の爆発があったと証言した。
攻撃後に店内で撮影された写真からは、建物が完全に破壊されたことが分かる。そこには焼けた在庫品や崩壊した壁が写っている。