ハマス軍事部門トップ、死亡 イスラエル軍発表
(CNN) イスラム組織ハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ氏がパレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで3週間前に行われた攻撃で死亡した。イスラエル軍が明らかにした。デイフ氏は昨年10月7日の攻撃の首謀者とされる。
この発表の前日には、ハマスの最高指導者ハニヤ政治局長がイランの首都テヘランで暗殺された。
イスラエル軍当局者はCNNに対し、ここ数時間で新たな情報を入手し、デイフ氏が死亡したことを確信したと語った。情報の内容は明らかにされていない。
ハマス当局者はテレグラムに、同グループの軍事部門であるカッサム旅団のみがデイフ氏の死亡を確認または否定できると投稿。カッサムの指導部が発表しない限り、メディアや他の関係者が発表した情報は確認できないと述べた。
イスラエル国防軍(IDF)の声明によると、同軍はデイフ氏と同氏の副官だったラファ・サラマ氏が滞在していた施設に「正確な標的攻撃」を実施した。IDFは先月、サラマ氏の死亡を発表した。
イスラエル当局は攻撃が成功した兆候はあったが、これまでデイフ氏が死亡したことは確認できなかったと述べている。