ハリケーン通過のプエルトリコ、人口の半分が停電 勢力強めバミューダに接近
(CNN) 米自治領プエルトリコやバージン諸島などカリブ海の島国で、ハリケーン「エルネスト」による大雨や洪水の被害が広がっている。プエルトリコでは強風で電力網が寸断され、人口の半分が停電に見舞われた。
米国立ハリケーンセンターによると、エルネストの現在の強さはカテゴリー1。16日までにはさらに勢力を強め、カテゴリー3以上の大型ハリケーンに発達する可能性もある。
エルネストは現地時間の13日にバージン諸島を通過。プエルトリコではエルネストが遠ざかった14日夕刻になっても大雨が続いた。
エルネストが接近している大西洋のバミューダ諸島では、気象当局が14日午後にハリケーン注意報を出し、16日にはバミューダに到達する可能性があるとして警戒を呼びかけた。
予報によると、エルネストは今後数日で北から北東へ進み、17日午前から昼過ぎにかけて中心部がバミューダ諸島付近を通過する見通し。