プエルトリコ沖で銃撃、国境警備隊員3人死傷
(CNN) 米自治領プエルトリコ沖で17日、税関・国境警備局(CBP)の隊員が麻薬密輸業者と思われる相手から銃撃され、隊員1人が死亡、2人が負傷した。CBPが明らかにした。
CBP広報によると、隊員のうち1人は搬送されたプエルトリコ西部マヤグエスの病院で死亡が確認された。
3人は17日午前、プエルトリコの沖合を巡航中に、密輸船と思われる船を発見。事態がエスカレートしてCBP側が銃撃され、3人が死傷したとしている。
密輸業者と思われる相手も1人が死亡し、1人が逮捕された。容疑者の国籍は明らかにしていない。
プエルトリコの中心都市サンフアンの米連邦捜査局(FBI)支部は、17日夕刻の時点で3人が拘束されていることを明らかにした。
プエルトリコの医療当局によると、負傷した国境警備隊員2人は複数の銃弾を浴び、プエルトリコの病院で手術などの治療を受けている。うち1人は重体で、もう1人の容体は安定しているという。
事件についてはFBIと米国土安全保障省が捜査を続けている。