台風7号接近 飛行機が欠便、新幹線も運休
(CNN) 台風7号(アンピル)が発達しながら西太平洋を移動しており、鉄道や航空便に運休や欠便の影響が出ている。
米軍の合同台風警報センターによれば、15日早朝の時点では台風7号の風速は約38メートル。
台風7号は暖かい海上を移動しているため、今後36時間で勢力を増すとみられている。16日夜までには東京の南東に接近する。
NHKによれば、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は羽田や成田を発着する約500便について欠便を発表した。
鉄道にも影響が出ている。新幹線は一部区間で運休するほか、16日には大幅な遅れが出る恐れがあるという。
気象庁は北部や東部の一部地域で強風や高波、大雨、洪水、土砂崩れ、河川の氾濫(はんらん)が発生する可能性があるとして注意を呼び掛けている。
合同台風警報センターや気象庁によれば、台風7号の中心部は北東に向きを変えて日本から遠ざかり、やや沖合にとどまる見通し。台風7号が沖合にとどまり、海岸線をかすめるだけであれば、日本への影響は小さく、東京など一部地域に雨と風をもたらすだけとなる可能性がある。