英キャサリン妃が公務に復帰 乳幼児期関連の会合
ロンドン(CNN) がん闘病中だった英ウィリアム皇太子の妻、キャサリン妃が17日、公務に復帰した。
キャサリン妃は先週、がんの化学療法を終えたと発表していた。
王室行事日報によると、17日にはロンドン郊外のウィンザー城で、乳幼児期に関する会合を主催した。
会合の詳細は公表されていないが、キャサリン妃は長年、乳幼児の発達に注目してきた。側近らはこの分野をキャサリン妃の「ライフワーク」と位置付けている。
2021年には王立財団に乳幼児期センターを開設し、5歳までの経験が人格形成に与える影響への理解を深める啓蒙(けいもう)活動に力を入れてきた。
がんの治療中は、在宅で担当チームや乳幼児期センターとの会合に参加していたとされる。
キャサリン妃は今後も引き続き回復に努めつつ、年内に少しずつ公務を再開するとみられる。11月にはロンドン市内で、戦没者追悼の行事に参列する見通しだ。