米無人機、イエメン上空でフーシが撃墜

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米国のドローン(無人機)「MQ9」/John Moore/Getty Images/File

米国のドローン(無人機)「MQ9」/John Moore/Getty Images/File

(CNN) 中東イエメンの上空で9月29日夜、米国のドローン(無人機)「MQ9」が反政府武装組織フーシによって撃ち落とされたことがわかった。米国防当局者2人が明らかにした。

フーシはドローンの撃墜に成功したと主張した。

フーシの報道官は、イエメン軍の防空部隊がサアダ県の空域で敵対的な任務を実行していた米軍のMQ9を撃墜したと述べた。

これより前、イスラエルは同国に向かって発射された長距離ミサイルへの対応として、イエメンの港湾都市ラスイサやホデイダに対して空爆を行っていた。

フーシは2週間前にも、イエメン首都サヌアの南に位置するダマル県の上空で、MQ9を地対空ミサイルで撃墜したと主張していた。米当局者もMQ9が墜落したことは認めたが、原因については調査中だと述べた。

昨年10月にパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が始まって以降、フーシは10機以上の米国のドローンを撃墜したと主張している。米国防総省はこうした数字を否定している。

米国防総省の報道官は、最後にドローンが墜落した際の記者会見で、フーシの主張する数字は正確ではないとし、「多すぎる」と述べていた。

フーシがMQ9の撃墜に成功したのは今回が初めてではない。米当局者は昨年11月や今年2月にもフーシがドローンを撃墜したと認めていた。

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