ガザ停戦交渉、次の協議は「数日内」
(CNN) イスラエルの情報機関モサドのバルネア長官がカタール首都ドーハで行われた米中央情報局(CIA)のバーンズ長官やカタールのムハンマド首相との協議を終えて帰国した。イスラエル首相府が28日、声明で明らかにした。
声明によれば、関係各国はドーハで、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦とイスラエル人の人質解放のための「新しい統一的な概要」について主に協議した。これは「以前の提案」と「地域の主要な課題と最近の展開」を取り入れたものとなっている。
仲介国とイスラム組織ハマスとの間の話し合いは「数日以内」に行われる見通し。そこでは主に、正式な交渉の実現可能性と合意を前進させるための継続的な試みについて検討が行われるという。
外交筋はCNNの取材に対し、予想される合意の条件は完全に固まったわけではなく、ハマスとの正式な協議も行われていないと明らかにした。