太平洋で四つの台風が同時発生、連日フィリピンを直撃
フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は10日、台風22号で被災したルソン島のカガヤン州とイロコスノルテ州の集落を視察した。
翌日には台風23号がルソン島のアウロラ州東部に上陸し、さらに数千人が避難した。
フィリピンはさらに、5日間で3度目となる台風の直撃に備えている。
浸水した家屋の前を木造ボートに乗って移動する住民=10月23日、マニラ南部/Charism Sayat/AFP/Getty Images
台風25号は現地時間の12日に熱帯低気圧から台風に変わってフィリピンに接近。続いてグアム東部を西へ進む台風24号が、来週初めにもフィリピン北東部に到達する可能性があり、大雨や暴風、高潮が予想されている。