小惑星が大気圏突入、フィリピンの夜空に火球

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NASAが直径約1メートルの小惑星がフィリピン・ルソン島付近の上空で大気圏に突入したと発表/ESA

NASAが直径約1メートルの小惑星がフィリピン・ルソン島付近の上空で大気圏に突入したと発表/ESA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、フィリピンのルソン島付近の上空で米国時間の4日午後、直径1メートルほどの小惑星が大気圏に突入して燃え尽きたと発表した。 欧州宇宙機関(ESA)の推定によると、大気圏突入は米東部時間の午後0時39分だった。

小惑星は当日の午前、天体観測機関のカタリナ・スカイサーベイが発見して「CAQTDL2」と命名。その後「2024 RW1」に名称を変更した。直径1メートルほどの小惑星はおよそ2週間ごとに地球に衝突しているが、大気圏突入前に発見されるのは極めてまれだという。

「衝突前に人類が発見できた小惑星はこれで9個目にすぎない」とESAはX(旧ツイッター)に投稿している。

フィリピン・ルソン島北部カガヤン州で目撃された小惑星=4日/Allan Madelar/Facebook
フィリピン・ルソン島北部カガヤン州で目撃された小惑星=4日/Allan Madelar/Facebook

今回の小惑星はサイズが小さかったことから大気圏突入で燃え尽きた。フィリピンでは夜空で明るく輝く火球をとらえた映像や写真がSNSに投稿されている。

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