米NYでの「パワーランチ」 グルメガイド創業者が薦める3店
ジャン・ジョルジュ
無制限の予算がなくても、おしゃれでおいしいレストランはたくさんある。多くの店ではビジネス客向けに、定額のランチメニューを用意している。
中でもザガット氏のお薦めは、セントラルパーク近くのトランプ・インターナショナル・ホテル内にあるジャン・ジョルジュ。ミシュラン・ガイドで三つ星を獲得したレストランだが、38ドルで「マスとカキのカルパッチョ」に「シビレ(牛の胸腺)の春タマネギとハイビスカス添え」といったランチセットを楽しめる。
このレストラン、実は過去5年間でザガット氏が一番よく通った店だという。
スタンダード・グリル
ダウンタウンのカジュアルなレストラン。IT業界の未来の主役たちが、Tシャツとジーパン姿で訪れる。
時代の最先端を走る当店のメニューは、メーン料理が15ドル前後。取引相手と経理担当者をどちらも喜ばせることができるだろう。
一帯はかつての食肉問屋街が再開発された地区だ。「アメリカン・ビストロ」をコンセプトとするメニューには、職人手作りのソーセージやハムとともにアメリカらしいハンバーガーやステーキが並ぶ。
マイケル・ベイリー店長は「セクシーでファッショナブルな、若いお客様が中心です」と胸を張った。