USエアウェイズとアメリカン航空の合併、取締役会で合意
ニューヨーク(CNNMoney) 米航空会社USエアウェイズと、アメリカン航空の親会社AMRの取締役会は13日夜、両社の合併を了承した。関係者が明らかにした。14日にも正式発表される見通しで、合併が実現すれば世界最大の航空会社が誕生する。
AMRは2011年11月に米連邦破産法第11条の適用を申請。東海岸に強みを持つUSエアウェイズとの合併により、アメリカン航空の国内線強化を図る。
米国では航空会社の合併が相次いでおり、両社が合併した場合、2001年に10社あった大手航空会社はユナイテッドコンチネンタル、デルタ、サウスウエスト航空を加えた4社に減る。これら大手が米国内で占める昨年のシェアは83%だった。