ボストン発の日航787型機、不具合表示で引き返す
(CNN) 米ボストン発成田行きの日本航空のボーイング787型機が18日、整備が必要であることを示すランプが点灯したためにボストンのローガン国際空港に引き返すというトラブルがあった。
マサチューセッツ州の空港を管轄するマスポートの広報は、「慎重を期して、同機にボストンへ引き返すよう命じた」と述べた。
現地の日航の広報によれば、同機には乗客184人が乗っていた。燃料ポンプに問題がある可能性を示すインジケーターランプが点灯したという。
787型機はリチウムイオンバッテリーから出火するなどのトラブルが相次ぎ、米連邦航空局(FAA)が1月に運航停止を命令。ボーイングがバッテリーなどの改善を行ったのち、運航再開が認められていた。
また、今月12日にはロンドンのヒースロー空港で、駐機中のエチオピア航空の同型機から出火。航空機用救命無線機が出火の原因となった可能性が高いとの見方が出ている。