米上院、1.1兆ドルの歳出法案を可決

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上院が2014会計年度の歳出法案を可決

上院が2014会計年度の歳出法案を可決

(CNN) 米上院は16日、2014会計年度(13年10月~14年9月)の1兆1000億ドル(約114兆円)規模の歳出法案を72対26の賛成多数で可決した。

歳出法案は15日に下院を賛成359対反対67で通過しており、オバマ大統領の署名を経て成立する。

近年は歳出削減や税制をめぐって民主・共和両党の対立が繰り返されてきたが、今回は野党共和党が17人賛成票を投じた。共和党のリチャード・シェルビー上院議員は採決前、「議員仲間からはほぼ前向きな評価しか聞かない」と述べた。

上院歳出委員会のバーバラ・ミカルスキ委員長(民主党)は、「今回の(予算案成立に向けた超党派の)努力により、民主党と共和党が国のために協力できることが示された。財政の崖や政府機関の閉鎖といった事態は回避可能だ」と語った。

民主・共和両党の対立で、昨年10月には連邦政府機関が一時閉鎖に追いまれる事態になっていた。

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