海外就職に64%が前向き、各国調査 米英独は半数以下
海外での就職をいとわないとする回答者が希望する国としては米国が首位だった。2位以下には、英国、カナダ、ドイツ、スイス、フランス、オーストラリア、スペイン、イタリアにスウェーデンが続いた。
逆に米国人回答者の間では英国が首位で、ドイツ、カナダが次いだ。
勤務先として希望する都市の首位はロンドンで、ニューヨーク、パリが続いた。4位以下はシドニー、マドリード、ベルリン、バルセロナ、トロント、シンガポールにローマとなっていた。
国際社会での労働力の流出入が今後、一層活発になると予想される中で、全ての職種の従事者が海外就職をためらわないというわけではない。調査結果によると、ITや通信関連企業を中心にしたエンジニアの70%が母国以外での挑戦に意欲を示した。逆に低かったのは健康衛生や社会福祉関連の従事者の約50%だった。