受刑者製造の食品が販売中止に、客から不安の声 米スーパー
ニューヨーク(CNNMoney) 米食料品のスーパーマーケットチェーン「ホール・フーズ」は1日までに、刑務所の受刑者が手がけた食料品を今後販売しない方針を明らかにした。
受刑者の懲役で食料品が製造されていることへの不安感が顧客の間で出ていることを理由にしている。早ければ来年4月までに該当する食品の全てが店内から撤去される予定。
受刑者による食品は養殖魚の「ティラピア」や「マス」、ヤギのチーズなど。これまでは全米の店舗で売られていた。
同社は2011年以降、企業「コロラド・コレクショナル・インダストリーズ」と提携して、地方の産品や食材の供給先を確保してきた。受刑者が作った食品については更生や社会奉仕につながるとして調達してきた。