石油埋蔵量、米国が世界1位 大半はシェールオイル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
石油埋蔵量は米国が1位という試算が発表された

石油埋蔵量は米国が1位という試算が発表された

ニューヨーク(CNNMoney) ノルウェーの独立系調査会社Rystad Energyの試算によれば、石油の埋蔵量は米国が2640億バレルで、ロシアやサウジアラビアを抜いて世界1位であることが6日までに分かった。

同社の試算には、現存する油田をはじめ、新プロジェクトや最近発見された油田、まだ発見されていない油田の予測値などが含まれている。

これによれば、米国の未開発の石油の半分以上はシェールオイルが占める。シェールオイルは以前は利用が難しいとされていたが、水圧破砕法や新技術のおかげで、世界のエネルギー環境に変化をもたらし、米国が石油生産で世界上位に位置するまでになった。

Rystadの最高経営責任者(CEO)はCNNMoneyの取材に対し、「10年前は誰もこのような結果になるとは夢にも思わなかっただろう」と述べた。

原油価格が回復すれば、米国が将来の石油生産でより大きな存在感を示す可能性もありそうだ。米国でのシェールオイル生産は過去1年、原油価格の下落により一部の優良な油田以外は採算が合わず、下落基調にあった。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Business」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]