ウォール街の雄牛の前に立つ少女像 女性登用へ呼び掛け
ニューヨーク(CNNMoney) 米ニューヨーク・ウォール街のシンボルとして知られる雄牛の像の前に、毅然(きぜん)と立つ少女のブロンズ像が登場した。
「Fearless Girl(恐れを知らない少女)」と名付けられたこの像は、国際女性デーを翌日に控えた7日早朝、米資産運用大手ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)が設置した。
少女は顔を上げて腰に手を当て、ポニーテールの髪をなびかせて立っている。
SSGAのロン・オーハンリー社長兼最高経営責任者(CEO)によると、同社は顧客企業の役員に女性をもっと登用するよう促すため、この日に具体的な行動指針を提示した。少女像はその呼び掛けに関心を持ってもらう目的で立てたという。