世界経済成長率、今年と来年は3.9% IMF予測

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2020年以降は景気の悪化が懸念されるという

2020年以降は景気の悪化が懸念されるという

ニューデリー(CNNMoney) 国際通貨基金(IMF)は19日までに、世界経済見通しを発表し、2018年と19年の世界経済の成長率を3.9%と予測した。1月の予測から据え置いた。

米経済については、18年の経済成長率を2.9%と前回予想の2.7%から引き上げた。

20年以降の見通しは芳しくなさそうだ。IMFは、向こう数年先以降について世界経済の成長が鈍化する可能性を指摘。数四半期先についても、下振れリスクが明白だとしている。

IMFは成長押し下げをもたらす可能性のある要因として、保護主義の強まりをはじめ、政治的や貿易上の緊張の高まり、世界的な経済統合に対する人々からの支持の低下などを挙げている。

世界銀行が1月に発表した予測でも、米国や中国など主要な経済国の成長が今後数年の間に減速する可能性を示唆していた。

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