野党支持者、ホリデーシーズンの消費を抑える傾向 米調査
(CNN) 今年のホリデーシーズンに共和党支持者が使うことを考えている金額は民主党支持者よりも多いことがわかった。米クイニピアック大学が調査結果を明らかにした。従来通り、野党支持者が前年よりも消費を減らすという傾向とも一致しているという。
今回の調査によれば、前年よりも消費を増やすと答えた民主党支持者は5%。増やすと答えた共和党支持者の割合は19%だった。オバマ前政権時代は、クリスマスの贈り物に、より多くのお金をかけると答えたのは民主党支持者で、共和党支持者は消費を減らすと答えていた。
贈り物に関する質問は2001年と02年、13年と14年、17年と18年に行われている。
オバマ氏が大統領だった14年11月の調査では、前年よりも消費を減らすと答えた共和党支持者の割合は38%にのぼった。民主党支持者の場合は25%だった。
ブッシュ氏が大統領だった02年では、前年よりも消費を減らすと回答した共和党支持者の割合は22%。民主党支持者は42%だった。
消費の傾向に違いが出ることについては、経済に対する考え方の違いで説明がつくかもしれない。現在、経済状況について素晴らしいと認識している共和党支持者の割合は29%。一方、そう考えている民主党支持者の割合は2%にとどまっている。