米中通商協議、日程の延長で合意 交渉前進の兆候か
(CNN) 中国の北京でこのほど米中の通商協議が行われ、協議を9日まで延長することで双方が合意した。米国側の代表団が明らかにした。
米国のトランプ大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が昨年12月に交渉の再開で合意して以来、両国間で事務レベルの直接協議が行われるのは初めて。日程の延長は、交渉が前向きに進展している兆候と受け止められている。
中国商務省は協議の開始に先立ち、2日間のみの日程で行うと説明していた。一方、トランプ政権側は、中国との貿易協議が7日から始まるとのみ説明し、代表団の滞在日数は明らかにしていなかった。
この問題に詳しい関係者はCNNに対し、議題として挙げられた問題について協議するために、さらなる時間が必要になったと説明している。
トランプ大統領は8日午前、「中国との協議はとてもうまくいっている!」とツイートした。
米国側の代表団は通商代表部のジェフ・ゲリッシュ次席代表が率い、デービッド・マルパス財務次官(国際問題担当)らが加わっている。