犠牲者4人の遺族がボーイングと和解、737MAX機墜落 インドネシア

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墜落事故を受け、運航停止となったボーイング737MAX型旅客機/Stephen Brashear/Getty Images North America/Getty Images

墜落事故を受け、運航停止となったボーイング737MAX型旅客機/Stephen Brashear/Getty Images North America/Getty Images

(CNN Business) インドネシア沖で昨年10月に発生した同国のライオン航空墜落事故で遺族を代表して米ボーイング社との賠償金交渉を進めていた法律事務所は24日までに、犠牲となった乗客4人の遺族と同社が和解に合意したと発表した。

CNN Businessに明らかにした。同事務所は犠牲者46人の遺族を代表している。今回合意した賠償額などは伝えられていない。墜落機はボーイング社製造の737MAX型旅客機だった。

同事務所の関係者によると、ボーイングとの交渉は最初、独身で子どもがいない犠牲者を対象に開始され、今後は配偶者や子どもを持つ犠牲者の遺族に移る。残る犠牲者42人に関する交渉期間の見通しについては不明とも述べた。

737MAX型旅客機をめぐっては今年3月、アフリカのエチオピア航空機も墜落し乗客ら157人が死亡した。同法律事務所はこの事故の犠牲者4人の遺族の賠償金交渉なども担当している。

ライオン航空事故に関しては墜落原因の解明に当たるインドネシアの調査チームが23日、ずさんな機器系統の維持管理と同型機の設計の欠陥が事故につながったと乗客の遺族に報告。遺族には最終報告書の概要も提供したという。

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