ブラジルの国民酒「カシャッサ」 その魅力に迫る

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1500年代にサトウキビが持ち込まれ、その後カシャッサ作りが始まったという/CNN

1500年代にサトウキビが持ち込まれ、その後カシャッサ作りが始まったという/CNN

2015年のデータによると、同年、カシャッサは約18億リットル生産され、そのうち1500万リットルが全世界に輸出された。現在、大半のカシャッサ生産者は、非公式の零細蒸留所と推定される。

2016年のカシャッサの輸出量はおよそ870万リットルだったのに対し、同年のメキシコのテキーラの輸出量は1億9600万リットルだった。

酒類の輸出産業は、依然としてビールが中心であり、世界の消費者は、カシャッサがテキーラ並みに容易に入手できるようになるまでもうしばらく待たなくてはならないかもしれない。

しかし、ブラジル人たちはその間も、自国の国民酒であるカシャッサを味わい続ける。カシャッサは必ずしも万人受けする酒ではなかったが、カルロスさんによると、ここ20年ほどで人気が急上昇しているという。

カルロスさんは「今ではブラジル人は皆、カシャッサ好きだ。カシャッサはこの国で自分の地位を確立した」と語った。

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