黒ビールのギネス、ノンアルコール版「0.0」を発売へ
ニューヨーク(CNN Business) ギネスの発表によると、ノンアルコール版の「0.0」が26日から英国とアイルランドの特定の小売店で発売される。来春にはその他の店舗での取り扱いが始まり、パブでも飲めるようになるという。
ギネスの親会社のディアジオはプレスリリースで、0.0の製造工程について、従来のアルコール入りギネスと変わらないと説明。同じ原料を使用し、低温濾過(ろか)の処理を通じてアルコールを取り除くとしている。
ギネスのグローバルブランド担当責任者は、アルコールを摂取したくない場面でも味に妥協することなくギネスを楽しみたい消費者の希望を叶えるための商品化であることを示唆した。
0.0のカロリーは1缶当たり70カロリーと、従来のギネスの同154カロリーより低くなっている。
米国で人気のビール「バドワイザー」も、7月にノンアルコールのビールを発売している。