リオ・ティント、スタウショーンCFOが新CEOに来年就任

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リオ・ティントの新CEOに就任するヤコブ・スタウショーン氏/Courtesy of Rio Tinto

リオ・ティントの新CEOに就任するヤコブ・スタウショーン氏/Courtesy of Rio Tinto

香港(CNN Business) 英豪系資源大手リオ・ティントは、ヤコブ・スタウショーン最高財務責任者(CFO)が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。スタウショーン氏の就任は2021年1月1日付で、現CEOのジャンセバスチャン・ジャック氏は同日退任する。

リオ・ティントが4万6000年前にさかのぼるとされるオーストラリアの先住民の聖地を破壊したことを受けて、ジャック氏は投資家から圧力を受けていた。聖地の洞窟は今年5月に鉱山の拡張のために破壊されていた。

リオ・ティントはその後、洞窟の破壊について謝罪した。ジャック氏と幹部2人について、計380万ポンドの賞与のカットを行っていたが、幹部の即座の解雇は行われず、このことでも批判を浴びていた。

投資家グループからはリオ・ティントが洞窟破壊の全面的な責任を引き受けていないとの批判が出ていた。洞窟は考古学的に重要な価値があるだけでなく、先住民のアボリジニにとって深い文化的意味があった。

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