著名投資家のバフェット氏、ビル・ゲイツ氏の財団の理事を辞任

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ウォーレン・バフェット氏がビル・ゲイツ氏の財団の理事を辞任した/Johannes Eisele/AFP/Getty Images

ウォーレン・バフェット氏がビル・ゲイツ氏の財団の理事を辞任した/Johannes Eisele/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が23日、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏とメリンダ元夫人が運営する「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の理事を辞任したと発表した。

声明でバフェット氏は、辞任の理由について明らかにしなかったものの、すでに自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ以外の全ての役職から退任したと記している。また同財団の最高経営責任者(CEO)として新たにマーク・スズマン氏が選出されたことは「実に素晴らしい」とし、「全面的な支持」を表明。

「私の目標は100%、同財団のものと一致しており、この目標の達成のために私が直接参加する必要はない」としている。

バフェット氏とビル・ゲイツ氏は親密な間柄で知られている一方、ゲイツ氏とメリンダ元夫人は1カ月前に離婚を発表。ゲイツ氏はその後、数十年前にさかのぼるマイクロソフト社従業員らとの不適切な振る舞いについて報じられていた。

バフェット氏の辞任は、自身の慈善活動で掲げる目標についての声明の中で明らかにされた。その中で同氏は、純資産の99%を寄付するとの公約の一環として、41億ドル(約4500億円)相当のバークシャー・ハサウェイ株を近頃寄付したと発表した。

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