着陸の衝撃で乗務員が圧迫骨折 米サウスウエスト航空
(CNN) 米カリフォルニア州サンタアナの空港で先月、米サウスウエスト航空機の客室乗務員が着陸時の強い衝撃により、背骨を骨折していたことが分かった。
国家運輸安全委員会(NTSB)の発表によると、同便は先月1日、カリフォルニア州オークランドからサンタアナのジョン・ウェイン空港に到着した。
乗務員は調理室と客室を確認し、補助席でシートベルトを着けて待機姿勢を取っていた。
同空港は滑走路が短いため、操縦士は機体が接地後に浮き上がる「フローティング」がなるべく起きないような着陸を試みたが、結果的に強い衝撃が発生したという。
乗務員は背中と首に身動きができないほどの痛みを感じた。近くの病院に運ばれ、脊椎(せきつい)の圧迫骨折と診断された。
サウスウエスト航空は規定に従ってNTSBに報告し、内部調査を実施した。
NTSBによると、ほかにけが人はなく、機体の損傷もみられなかった。