米ボーイング、次世代大型機「777X」の飛行試験を停止 構造部品に問題

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米航空機大手ボーイングの次世代大型旅客機「777X」=2022年/Peter Cziborra/Reuters

米航空機大手ボーイングの次世代大型旅客機「777X」=2022年/Peter Cziborra/Reuters

ニューヨーク(CNN) 米航空機大手ボーイングは、開発中の次世代大型旅客機「777X」の部品に問題が見つかったため、飛行試験を停止すると発表した。

ボーイングの発表によると、飛行試験中にエンジンと翼の間の構造部品が設計通り作動していないことが分かり、交換して調査している。

777Xはボーイングが「世界最大で最も高効率の双発ジェット機」として、2020年就航を予定していた。トラブルや予算オーバーの影響で、現在は25年の就航を目指している。

試験機4機による飛行試験は、準備ができ次第再開するという。

ボーイングの安全、品質管理をめぐってはトラブルが続発し、納期遅れによる影響が広がっている。

同社の株価は20日朝の時間外取引で2%下落した。ボーイング株は今年、30%近く値下がりしている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]