「養育費の支払い免れるため」、自身の死を偽装した男に禁錮刑

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自身の死を偽装し、禁錮6年9カ月の刑が言い渡されたケンタッキー州在住の被告/Grayson County Detention Center

自身の死を偽装し、禁錮6年9カ月の刑が言い渡されたケンタッキー州在住の被告/Grayson County Detention Center

(CNN) 米南部ケンタッキー州の地区検察局によると、子どもの養育費を払わずに済ませるため、自身の死を偽装した同州在住の男に、禁錮6年9カ月の刑が言い渡された。

法廷文書によると、被告は昨年1月、ハワイ州の死亡登録システムに侵入。別の州に住む医師のユーザーネームとパスワード、デジタル署名を使って自身の死亡証明書を作成した。これにより、政府のデータベースには被告が故人として登録された。

被告は、養育費の支払い義務を免れるのが目的の一つだったことを認めたという。

当局者らによると、被告はさらに、実在する人々の認証情報を盗んで他州の死亡登録システムや政府、企業のネットワークに侵入し、アクセス情報を闇サイトで売ろうとしていた。

被告は19日に6年9カ月の禁錮刑を言い渡された。刑期の85%に相当する期間は連邦法の下で収監され、釈放後も3年間、連邦保護観察当局の監視を受ける。

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