NYダウ、9営業日連続で下落 46年ぶり

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17日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均が1978年2月以来46年ぶりに9営業日連続で下落した/Michael Nagle/Bloomberg/Getty Images

17日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均が1978年2月以来46年ぶりに9営業日連続で下落した/Michael Nagle/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 17日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均が1978年2月以来46年ぶりに9営業日連続で下落した。

ダウは17日、前日比267ドル(0.61%)安で取引を終えた。

ただ続落の幅は小さく、前日までの8日間で3%安にとどまっている。

またダウ以外の値下がりは限定的で、ハイテク株中心のナスダックは引き続きIT大手やAI(人工知能)関連が好調。17日は前日比0.32%安だった。S&P500種は0.39%下げた。

ダウ下落の大きな要因として、医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ株の急落が挙げられる。同社の株価は、幹部が射殺された事件以降18%も下落した。

18日には連邦公開市場委員会(FOMC)が、利下げについての判断を示す見通し。政策金利を0.25%引き下げる公算が高いものの、来年は利下げのペースを落とすとの姿勢を示唆する可能性もある。

大局的にみるとダウは年初から約16%上昇し、特に先月の大統領選以降、約1500ドル(3.5%)も急伸している。最近の続落は、これを受けた利益確定の売りが出たためとも考えられる。トランプ次期政権への期待が一段落し、軽い調整が入ったとの見方もある。

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