米株大幅下落、5年ぶりの下げ幅 相互関税で景気後退懸念

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(CNN) 3日の米株式市場はトランプ米大統領が前日に発表した相互関税で景気が後退するとの懸念から大幅に下落した。ダウ工業株平均は1679ドル下げ、2020年以来最大の下げ幅となった。

S&P500は4.84%安、ハイテク株中心のナスダック総合指数も5.97%安となり、ともに20年以来最悪の下げ幅となった。

相互関税は米国に輸入されるほぼ全ての製品に適用される。この措置が貿易相手国からの報復や世界経済の低迷、米国の輸入品の値上がりを引き起こすとの懸念が高まっている。

輸入品を多く販売している企業の株価は軒並み大幅に下落し、アップル株は9%超下げた。

株安は世界的に進んでいる。欧州の主要600社の株価動向を映すストックス600は3日、2.57%安となった。ドイツ、フランス、イタリアの指数も3%超下げた。

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