「まるで夢のよう」 米高額宝くじ当選者の1人が家族で会見
シンディさんによれば、一家にとっては宝くじが当たる前から「恵まれた」年だったという。失業中だった修理工のマークさんは今年2月、新たな職に就くことができた。もう1人の息子、ジェイソンさん(28)は「浮き足立つことなく、昨日までと同じ家族でありたい」とコメント。シンディさんは「娘にもここで育ってほしい。この土地で暮らし続けます」と述べた。
一家は賞金の使い道として、奨学金の設立や養子制度支援運動への寄付を考えているという。
一方、アリゾナ州ファウンテンヒルズのコンビニで販売されたもう1本の当たりくじは、まだ持ち主が名乗り出ていない。
ただ、29日にメリーランド州アッパーマールボロのガソリンスタンドに現れた男性が当選番号を調べ、「当たった」と叫んでいたという。その場にいた店長代理はCNNに「男性が見せてくれた番号は確かに合っていた」と話している。