クリスマスの夜空に天体ショー、月と木星が接近
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)によると、25日の夜空で見かけ上、月と木星が接近する姿が世界各地から観測できる。クリスマスの夜に、空からの素敵なプレゼントとなりそうだ。
月と木星の接近は、北半球と南半球のどちらからでも観測できる見通し。ひときわ明るい輝きは、都市部に住んでいても肉眼でとらえることができそうだ。
最も近づいて見える時刻は米ニューヨークで同日午後6時25分。日本でも近付く様子が見られるという。
天体望遠鏡を使えば、木星表面に巨大な大気の渦「大赤斑」も見えるはず。渦の長さは地球の直径の2倍以上とされる。そのほか木星の縞(しま)模様や月面の山、クレーターも興味深い。クリスマスに合わせ、望遠鏡を贈ったり贈られたりするのにいい機会といえそうだ。