世界の有名シェフが選ぶ「ラッキーフード」8選
「これは(果樹の果実を害虫などから守るための)いぶし火と呼ばれることが多い。私はこの霊的儀式を数年前に知った。こうすることで、悪い状態が是正されたり、良いエネルギーを呼び込んだりするといわれる。私はヒノキ&ザ・バードのオープン記念パーティーの前にセージや他のハーブの小さな束を燃やし、それを手に持ってハーブが燃え尽きるまで店内を歩き回った」(マイアズ氏)
ベーコン
ロサンゼルスのモダンイタリアンレストラン「Culina」のシェフ、メッテ・ウィリアムズ氏のラッキーフードはベーコンだ。
「馬鹿げていると思われるかもしれないが、朝食にベーコン、それも厚切りのカリカリした歯応えのあるベーコンを食べた日は、いつも以上に仕事がはかどる」(ウィリアムズ氏)
唐辛子
ラッキーフードが裏目に出ることもある、と語るのは、ロンドンのレストラン「ダック&ワッフル」のシェフ、ダニエル・ドハティ氏だ。
「イタリア南部では、人々はコルノ(角)と呼ばれる唐辛子の形をした赤いお守りを持ち歩く。コルノは、災難、罰、悪人を追い払うとされる。そこで私も1つ買ってみたが、そこから人生最悪の1日が始まった。荷物をすべて紛失し、飛行機に乗り損ない、さらに携帯電話を落とした。コルノの購入は完全に逆効果だった。妻の祖父にこの話をした。どうやら、コルノは誰かに買ってもらわないと効果がないようで、自分で買ってしまうと逆に不幸を招くらしい。納得だ」(ドハティ氏)