中国初の無人月面探査車が復旧か
同アカウントのフォロワーは30万人超。新華社などの作動復活の報道を受け、玉兎は14日から始まる旧正月(春月)絡みの提灯(ちょうちん)祭りに合わせて目覚めたとの書き込みも見られた。また、一部の国は死者を蘇らせる中国の宇宙開発事業の能力に落胆を覚えるだろうとのうがった意見もあった。
玉兎は技術的なトラブル発生で約2週間、作動を停止。先月末には「人類の皆さん、お休みなさい」とのメッセージ付きで中国メディアが紹介もしていた。
嫦娥の設計担当幹部は国営ラジオに対し技術担当班が玉兎の故障原因の解明や復旧計画の検討に当たっていると述べた。
当初の計画では玉兎は月面で3カ月間活動し、エネルギー資源の有無などの調査が期待されていた。