「フィリピン沖で戦艦武蔵を発見」 MS共同創業者

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1944年に撮影された戦艦武蔵=GOVERNMENT OF JAPAN/WIKIMEDIA COMMONS提供

1944年に撮影された戦艦武蔵=GOVERNMENT OF JAPAN/WIKIMEDIA COMMONS提供

(CNN) 米マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏は3日、第2次世界大戦中に撃沈された日本の戦艦「武蔵」をフィリピン沖の海底で発見したと発表した。

アレン氏はツイッターに船体の画像を投稿した。後日ビデオも公開する方針だ。

1枚の画像には菊の紋章が付いた艦首と巨大ないかり、もう1枚には漢字で「主弁取手」「開」と書かれたバルブが写っている。

アレン氏は声明で「父が米軍にいたこともあり、若い時から第2次大戦には興味があった」「私は根っからのエンジニアとして、武蔵の建造に注がれた技術と努力に深い敬意を抱いている」と述べた。

武蔵は戦艦「大和」と並ぶ世界最大級の軍艦だった。1944年10月に米軍に撃沈され、乗組員のうち約1000人が死亡した。

アレン氏が率いるチームは8年以上前から武蔵の残骸を捜していた。チームの船はフィリピン中部シブヤン海で、約1000メートルの海底に沈んでいる船体を発見した。

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