冥王星に連なる氷の高山、大量の水が存在か 米NASA

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探査機からさらに多くのデータが届けば、冥王星の氷の山の詳しい構造が明らかになる見通し。今回の探査でニューホライズンズが収集した全情報のダウンロードには約1年4カ月かかるという。

一方、冥王星の地表には隕石(いんせき)の衝突でできるクレーターは見つからなかった。NASAによれば、これは火山活動や氷の移動といった活動によるものと考えられ、地表が形成されてから1億年足らずしかたっていないことを意味する。

45億年の太陽系の歴史と比較すると、冥王星の地表はまだ新しいとNASAは解説している。

ニューホライズンからは、冥王星の最大の衛星、カロンの画像も送られてきた。クレーターばかりと考えられていたカロンの地表には、切り立った渓谷や崖が約1000キロにわたって連なっていることが分かり、NASA研究者を驚かせている。

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