冥王星に連なる氷の高山、大量の水が存在か 米NASA

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メリーランド州ローレル(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は15日、探査機「ニューホライズンズ」が準惑星の冥王星に最接近して撮影した写真を公開した。

ニューホライズンズは14日に冥王星の上空約1万2400キロまで接近。平坦な大地や起伏の多い地形、高峰が連なる山脈などの鮮明な画像を撮影した。最も高い山は標高約3353メートルだった。

高い山の存在は冥王星に水があることをうかがわせる手がかりにもなる。冥王星の表面は窒素の氷やメタンの氷、一酸化炭素の氷で覆われていることが分かっている。しかし「H2O、つまり水からできた氷の岩盤がなければ山は形成されない」とNASA研究員は話し、「冥王星には大量の水が存在していると確信できる」と解説する。

別の研究員も、「氷の山が存在するなど誰も予想しなかった」と驚きを隠さなかった。

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