育児分担が平等のカップル、関係良好 米研究
パートナーと過ごす時間の長さは、育児を平等に分担しているカップルが必ずしも長いというわけではないことも分かった。
全体的に父親の子育て参加率がかなり高いという結果が出たことについて、カールソン助教は「質問の中で挙げた遊び、しつけなどの役割は、男性が取り組みやすい内容だったためかもしれない」と指摘。子どものために食事を用意したり掃除をしたりする役割についても父親が平等に担っているかどうかは明らかでないと述べた。
最近の研究によると、育児に費やす平均時間の男女差は、この数十年で確実に縮小している。1960年代には女性が週10.5時間、男性が2.5時間と大きく差が開いていたのに対し、近年では女性が週13.7時間、男性が7.2時間と、男性の伸びが目立っているとの報告もある。